魔法使いの嫁～500万ポンドで落札された少女が魔物たちの心を救う～
はじめ、アニメで見た時は ？ となりました。
たんたんとしていて
退屈でつまらないし、どんな話かあまり印象に残りませんでした
しかし
本作を再び読んだとき、感動、わくわくしたり、純粋な愛情に癒され、大満足！
誰しも過去に理不尽でつらい経験をしたことがあるとおもいます。
そんな自分のこころを救ってもらえたと思える一冊になっています！
ではいきましょう！
目次
あらすじ
生まれつき人ならざるものを見ることができるため他人からも家族からも疎まれ、不幸と孤独にまみれて生きてきた羽鳥智世は、自暴自棄となり謎の男が薦めるままイギリスに渡り、闇のオークションに「商品」として身を委ねる。その会場でチセは骨頭の人外エリアス・エインズワースに500万ポンドで落札される。エインズワースは人を知るために知世を嫁にするが。。。？ イングランドでの生活のなかで、チセは自身と同様に不幸な境遇の者たちと出会い、彼らの心を救う中で自身の過去とも向き合うようになる。
骨（エインズワース）の嫁→悪の魔法使いとの闘い→のんびり→飼い犬ができる→骨の過去（エインズワース）→シルキーの過去→→魔法使いの学校編
参考：Wikipedia 「魔法使いの嫁」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%81%AE%E5%AB%81
個人的に大好き
古風な ヨーロッパが舞台、 世間離れした骨とちせ（主人公） 魔法が使えて 陰のあるダークファンタジー 風雅で上品かつかわいらしいデザイン にラブコメが 入った 奥深い作品になっています。
本当の強さ
私自身、親と仲が悪かった時期があり、なかなか理解してもらえず、かといって子供の立場ではどうすることもできなかったもどかしさを、ちせの子供時代に自分と重ねる部分が多くありました。
しかし、知世はそれでも自分の親を憎むことなくじぶんを攻めてしまうほどやさしさをもっていた。
もっと、わがままになるべきだ。かわいそうと思っていました。
しかし、しっかりとした芯をもっていて、エインズワースやシルキーなどいろんなひとの心を助けていきます。
本当の強さはつらさを乗り越え、やさしさを失わないことだと思いました。
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