天地 明察 で「学び」のモチベが上がる
学問ってこんなにかっこいいんだ!と思えます
学問や勉強のモチベーション爆上げ
勉強のモチベーションは続かない
集中していない時の勉強ほど無駄でつらい時間はありません
私も受験期に机に座ってテキストをながめる
形だけの勉強が多かった
でも、
その時はやっぱり結果が出ないものです。
勉強量に対して、結果が出なかったり
中だるみ、五月病、さまざまな理由で、また、理由がなくてもモチベが下がります
テストの点数が上がった瞬間とか、ずっと解けなかった問題が解けた瞬間などにモチベーションが上がる
でも、社会人になったら勉強は常に必要ですし、受験期の学生も長い期間勉強しなければなりません
そんな皆さんの学ぶことのモチベーションを爆上げできる一冊なのです。
目次
どんな作品?
江戸時代前期の囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲(渋川春海)の生涯を描く。第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞受賞作。第143回直木賞候補作。
2012年映画化
(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9C%B0%E6%98%8E%E5%AF%9F)
実話
なんと安井算哲(渋川春海)は実在した人物です
漫画を読んだ後で知ったのでめっちゃびっくりしましたw
時代背景や生い立ち、囲碁・天文・暦の分野に一生懸命取り組んでいたとこも本当
江戸時代の星の配置、当時の算術を作品で描かれています。
作画、作家のお二人に尊敬をおぼえます。
最大の功績
結論からいいます!
かれのライフワークの集大成は日本初にして最古の「長歴」をつくったこと
いまでいうカレンダーのことです
(当時は中国から伝わった歴術が使われていたが、年月とさまざまな要因による日にちのずれがあった
江戸では、陰陽道が重視され、吉日と厄日にちなんで重要な祭りや行事が行われていたから、誰が長暦を変えるかは権力にも大きく関わる重要なものでした。)
あらすじ(ざっくり)
幕府に仕える碁打ちの家に生まれる
算術にはまる
天文学にであう
天文学に生涯をささげた人の思いを受け継ぐ(グッとくるポイント(´;ω;`)
算術 と 天文学の融合 暦学
結婚
妻が若くして病死(グッとくるポイント(´;ω;`)
暦の更新に挑戦
失敗
多くのひとにしかられ、励まされて立ち直る(グッとくるポイント(´;ω;`)
一からあらたな長暦づくりに挑戦
初恋の相手と結婚
暦づくりはどうなる!?.....
絵が美しい
まず表紙がすばらしい、落ち着いているけどカラフルな淡いコントラストで
見てるだけでうきうきします🐵(←さる)
ジャンルは違うけど「三月のライオン」が好きな人はすきだとおもいます。
学問はたのしい
学ぶことはつらいこともあります。問題が解けなかったり、周りの天才との差を見せつけられたりします。春海もおなじように苦しんでいます。
でも、春海は誰よりも学ぶことを楽しんでいました。
碁打ちの家に生まれて、囲碁の才能にも恵まれています。でも、仕事なので続けていたけど飽きてしまいました。
私も将棋が好きなので棋士は私の中でポイント高い!
囲碁よりも算術にのめりこむようになります
多くの問題をといて、自分でも問題を作ります。
算術絵馬のことを知ります
問題を張って解きあう掲示板のようなものです。
そこに、問題を少し見ただけで全部解いてしまう関という人が現れます。
その人の存在を知ると興奮が収まらない
問題を作りその人に挑むも、あっけなく敗れる
負けて悔しがりますが、ほんとうに一生懸命そして楽しそうに関の問題をといたり、問題を作ったりします。
一生懸命何かをしているときほど充実していて楽しいことはありません。
そのあと、学者仲間に出会い天文学を学びます
新しいことをどんどん吸収していきます。
まとめ
スランプの人も、これからやる気に満ちている人も
めちゃめちゃモチベが⤴
学問の楽しさ、一生懸命になることの美しさを春海が教えてくれる
そんな一冊になっているので是非どうぞ!
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